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1/12/2020

Gwent Seasonal Report (WildHunt,Dec,2019)


 



2019年12月「シーズン・ワイルドハント」のグウェントシーズナルレポートを公開しました。



 
























































《仮面舞踏会》の追加でニルフガードは毒アーキタイプが確立

 


 2019年最後のシーズンとなる「シーズン・ワイルドハント」では74試合を行い31勝42敗1分けでランク4→2のランクアップとなった。今シーズン開始時はPS4アカウントからGOGアカウントへの移行申請を行っており、手続きに時間がかかったことに加え年末年始でなかなかプレイする時間が取れず100試合を下回るプレイに留まった。


 シーズンの前半は主にシンジケート勢力で《共謀》の使用方法を考察していた。別途ブログ記事で書いた通り、なかなか安定した戦績を残すことはできず一時、18連敗を喫してしまった。シンジケート勢力の基本的な戦い方としては終盤にコインを使い切るため、いかに謝礼ユニットを場に残すかがカギとなるが、《共謀》を無理やり使おうとするが故に序盤に謝礼ユニットを切らざるおえない場面が多く発生し、コインを無駄にして敗戦という流れが多かった。


 シーズン後半はニルフガード勢力をプレイ。一番ハマったデッキは、「封鎖」で《仮面舞踏会》及び《世話人》を使用して1R目からシナリオを使用していくタイプのデッキである。「神秘の残響」や「調和の呼び声」「挟撃」といった強力なリーダーアビリティの使用を封じ、《仮面舞踏会》を2度使用することで「封鎖」の最小構築コストに由来するパワー不足とユニットを同時展開できない弱点を補うことができた。また今回、毒付与ユニットが複数追加されたことで、ニルフガードは毒アーキタイプが確立している。


 


























































スコイア=テルは調和型が主流に。ニルフガードでは「奴隷化」が下位に低迷。

 


 勢力別対戦相手ではスコイア=テルが2位ニルフガードの18.9%(14回)を2倍以上引き離しトップとなっている。3位は北方諸国(17.6%、13回)で4位スケリッジ、5位モンスター、6位シンジケートとなっている。 


 アビリティ別対戦相手としては1位「神秘の残響」2位「調和の呼び声」4位「急所攻撃」とスコイア=テル勢力のアビリティが上位となった。「神秘の残響」ではドワーフアーキタイプはほぼ見なくなり、調和型が大半を占めた。これは《巨大オーク樹》をサポートするため横に伸びパワーのある《ベルノシエル》や強化”ユニキロ”である《エトリエル》と《ムアレガ》を採用するためであろう。このセットは単体で使用してもコスト通りの動きをする上、場に残すと《ムアレガ》は最大で13点分の働きをする強力なユニットであるため採用しない理由がなかった。一方で前シーズンまで上位の常連であった「奴隷化」は「懐柔」「封鎖」と並んでニルフガード勢力で最下位となっている。前述したように『オフィルの商人』で毒シナジーが追加されたことで毒ユニットを再利用できる「戦略的撤退」やシナリオを1ターンで進めることも可能な「名采配」、そしてTAやTLGのMeta Snapshotで紹介されたハイランダーで《レイデヤ》を使用する「帝国陣形」が人気となっている。 


 全体としてはシナリオを採用した構成との対戦は16回で、ほぼ北方諸国であった。その中でも「動員」はデッキに残る《ケイドウェン軍の亡霊兵》やブロンズエンジンを呼ぶことを目的としたアビリティであったが、《包囲攻撃》のために使用することで明確にパワーを出せるようになっている。今後、その他のアーキタイプをサポートするシナリオも追加されていくことが予想されるが、アビリティやデッキ構築によってはアーティファクト破壊のリスクを負うことなく1ターンでシナリオを進めることも可能であるため、あまりにもシナリオがオーバーパワーにならないようなバランス調整が求められる。


 



Google spreadsheet版  詳細なマッチデータと対戦感想も記載してます。