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12/29/2019

《共謀》の有用性について

 



《共謀》の有用性について調べてみました。



 





 




 


いい加減シーズンモードでダミエンを増やすことに疲れたので(なぜコピーに破滅を追加しなかった…),シンジケートのコスト12のスペシャルカード《共謀》の研究をしていました。


 


カード説明


《共謀》


コスト12,カテゴリ:犯罪


効果


自陣にギャングカテゴリを持つユニットがある場合:


盲目結社ー他の全ての効果を1増やす。


割れ銭組ー最低戦力値を持つ自軍ユニット1体に4ブースト。


道化同名ー最高戦力値を持つ敵軍ユニット1体に4ダメージ。


炎誓いー無作為に選んだ自陣列に《炎誓いの狂信者》2体を生成する。


引き潮団ーコイン4枚を得る。


 


 


さて,一見すると「どうゆうカード??」な感じなんですが,効果は単純明快。


《共謀》をプレイした時に,自陣に記載のギャングカテゴリユニットをコントロールしていた場合,それぞれの効果が発動するというもの。


盲目結社だけは特別でその他の効果を1増やすため、例えば盲目結社ユニットと割れ銭組と炎誓いカテゴリユニットが自陣にいる場合、それぞれの効果を1増やし、自陣に5ブーストと《炎誓いの狂信者》を3体生成します。


 


激重なコストですが使いこなせればめちゃ強いのかな?と思って試行錯誤してみました。


   


図1

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓6
引潮5
合計21

 


 


上図のように条件を全て満たす場合,最大21点分の動きができるカードです。



これでも十分強力ですが引潮団のコイン追加の価値を単純に2倍換算する裏技があります。


 


そう《ビンシー・ブラマーホルト》です。


 



 


引潮団カテゴリの《ビンシー》はコイン獲得量分のブーストを得ることのできるユニットなので,《ビンシー》をコントロールしている状態で《共謀》をプレイすればコイン追加をブースト分としても換算できるため2倍分の働きとなります。


 


図2

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓6
引潮5+5
合計26

 


 


つまり《共謀》は場が整っていれば,《ビンシー》のブースト分込みの最大で26点分の動きができるカードというわけです。コスト比でいうと約2.2倍の費用対効果があることになりますね。


 


問題は場を整える難易度です。最大26点分を出すには全てのギャングカテゴリを場にそろえる必要があります。


 


また有用なユニットの多いサラマンドラやウィッチハンターカテゴリのカードは《共謀》の対象になっていないことも構築段階での悩みの種になります。


 


何度か試してみて全てのギャングカテゴリのカードを揃えるのは高難易度ですが,盲目・割銭・道化・引潮の4つのカテゴリならなんとか……という感じです。


 


盲目では《マダム・ルイザ》や《アダルベルタス・カルクスタイン》・《浮浪児》など有用なユニットが多いため選択肢は多いです。


次に,割銭では《御用聞きの鍛冶職人》がメインのチョイスとなるでしょう。


そして道化ですが『オフィルの商人』拡張で追加された,《血濡れの友情》は割銭と道化2つのギャングカテゴリを持っているため1体で2つの条件を満たすことができるため有用です。アビリティも無駄なくコインを使用するために便利です。


最後に引潮カテゴリの《ビンシー》をプレイすれば図3のように20点分(ビンシーブースト分含む)のプレイとなります。


 


図3

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓0
引潮5+5
合計20

 


 


 


 


 


さて,ここで議論になるのが,いわゆる”悪口グラデン”とどっちが有用なの?ということでしょうか。


”悪口グラデン”とは何かというとリーダーアビリティ「ワイルドカード」で悪口をプレイして懸賞金を付与し,グラデンを貢物付きでプレイ。


懸賞金を浄化する隙を与えず,除去とブーストとコイン取得を1ターンで行うという強力コンボです。「ワイルドカード」のアビリティ効果で《悪口》を使用すると5コイン入手できるため,所持コインが0でも貢物は確実に行使できます。


 



 


3R目で悪口グラデンで大型ユニットを除去し、得たコインを《御用聞きの鍛冶職人》などでブーストを振りまいて勝利!というのが「ワイルドカード」の一般的な戦略です。


 


このコンボは《グラデン》が手札にあり《悪口》がデッキにいれば基本的にはOK。


《悪口》が手札にきてしまい、《グラデン》がデッキに眠ってしまっている場合でも、リーダーアビリティで《ヴィヴァルディ銀行》を使用し《グラデン》をサーチして成立させることは可能です。(この場合、貢物が確実に使用できるかはわかりませんが)


 



 


このように”悪口グラデン”は圧倒的な手軽さで成立するコンボです。《共謀》のために場を整えることに比べ圧倒的に難易度は低いと言えるでしょう。


 


結論として、やはり《共謀》のコストと成立難易度を考えると現環境ではロマンカードの域を出ないのかなと思っています。(めっちゃ強いデッキあるぜ!って方いたらTwitterやコメント等で教えてください)


 


 


めちゃくちゃ試行錯誤して一応デッキ考えました。


 


「共謀使うことを諦めきれない」デッキ




 


”悪口グラデン”のコンボも採用している欲張りバリューセットですが、なんと《マダム・ルイザ》と《サヴォラ》の強力ツートップを外しています。


 


その代わり、自陣になんとしてでもユニットを残そう!という強い決意から《預言者レビオダ》《スクルス》《アザール・シェイブド》の鉄壁のスリーバックを採用。


《アザール》→スカラベの右端に《スクルス》という布陣が完成すればカテナチオが完成します。


そこから各カテゴリのユニットを並べ《共謀》をシュートすればGoalです。


 


まぁ現実的に、移動や無作為ダメージ(特に《一斉射》デッキを相手にすると塵も残りません)で落とされる可能性は高く戦績も安定しませんでした。


 


《共謀》は今後、別の二重ギャングカテゴリユニットが追加されたりすると面白くなりそうな予感はします。


 


 


12/10/2019

CS版グウェントのアップデート終了について思うこと


 


 


CS版グウェントのアップデート終了について思うことを書きました。


 




 


 





 


 


2019年12月9日をもってCS版グウェントのアップデートが終了することが発表された。


 


 


”12月5日”にである。


 


 


アップデートは終了するが2020年6月までカジュアルマッチはプレイでき、進行状況をGOGアカウントへコピーすることが可能であるとはいえ、性急過ぎはしないだろうか。


 


また、PC及びiOSを所持していないCS版プレイヤーの受け皿となり得るandoroid版のリリースもされていない状況もそうした印象に拍車をかけている。


 


私自身PS4プレイヤーであるが、PCでプレイできる環境があり、以前からクロスプラットフォーム若しくはGOGへのアカウント移行を熱望していたので実害はほとんどないが、それでも今回の発表のタイミングには違和感を感じずにはいられなかった。


 


「プラットフォーマーとの契約」等を考慮して、このタイミングしかなかったのかなと頭の冷静な部分では理解できるけど、それでももっとソフトランディングできる方法はあったように思う。


 


例えば前回の拡張『鉄の裁定』がリリースされた10月に、「年内でCS版のアップデートを終了しますが2020年6月までは同プラットフォーム間では対戦が可能です。また、随時GOGアカウントへの移行が可能です。」とアナウンスしておけば、年末までは時間の猶予があるため、iOSなりPCなりを入手することも考慮しつつプレイを続けれる人もいたのかなと思う。


 


andoroid版のリリースが2020年3月末までと予告されている中で突然アップデート終了を宣告され、残り3か月のためにPCなりiOSを購入するのはみんなができることではないでしょう。


 


とにかく急すぎるのだ。


 


ただ自分で言っててなんだけど、『鉄の裁定』リリース時には「プラットフォーマーとクロスプラットフォームについて協議してる」というアナウンスがあったから、それが不調に終わったというのも今回の原因のひとつなのかもしれない。(あくまで想像です)


 


 


 


そうした中、昨日12月9日に突如として新拡張「オフィルの商人」がリリース。オフィシャルパートナーにも当然、事前通知のないガチのゲリラリリースとなった。(自分が勘違いしていたことなのだけど、新拡張がリリースされた状態でアップデートが終了するのかなと思っていたけど、どうやら「シーズン・マハカム」のバージョンで凍結されるらしい)


 


まだシーズンが終わっておらずプロラダーの順位が確定していない状況での拡張リリース。


自分はプロラダー戦っているわけではないけど、本気でやっている人もいる中で、プロラダー軽視と捉えられてもおかしくないと思う。


 


 


 


ここからは感情の話になるんだけど、新拡張と聞いてやっぱりワクワクしたし、自分ではプレイできないまでも色んな方の配信にお邪魔して拡張のリリースを楽しめたのはよかった。


でもなんだろう、、PS4プレイヤーとして今回の拡張リリースの印象を例えるなら、自分の親友から自分抜きで友達と遊びに行って盛り上がった話を聞いているような、どこかないがしろにされているように感じた。



これまでCDPRはCS版に対して多分できる限りの対応はしてくれていたんだろうけど、色んな障害があってPCとCS版とでは同等のサービスを享受できていなかったように思う。


そして、最後の急すぎるサービス終了通告。


 


もっとキレイに終わらせることができたと思うなぁ。


 


Gwent Seasonal Report (Mahakam,Nov,2019)


 


2019年10月末から始まった「シーズン・マハカム」のグウェントシーズナルレポートを公開しました。


 




 





























































メタカードがハマり,ランク0達成

 


 一カ月以上の長丁場となった2019年の「シーズン・マハカム」では304試合を行い150勝147敗7分でランクは6→0(プロランク)に到達した。月初に行わていたショープイベントの為に作成した「奴隷化」ショープデッキがハマりランク5→3に達した後は,主にシンジケートで「巨富」デッキをプレイ。ブログ等にも掲載した形を完成形として使用し,型にハマった時のパワーで押し切る展開を多くみせランクを上げることができた。ランク1→0の終盤は《オリアンナ》と《生ける鎧》,《口輪》を採用した「血の匂い」デッキを使用してランク0を達成することができた。これまでのシーズン同様に「ランクを上げたい」と意気込んで臨んだわけではなかったが従来シーズンと比較して対戦相手の構成が固定化されているように感じたため,メタカードを積極的に採用。採用したカードとしては《降伏》及び戦力値5ユニットへの対策となるカードが挙げられる。前者は主にドワーフ対策であるが,シンジケートの守護者《アザール・シェイブド》やごく稀に遭遇する《キキモア・クイーン》対策にもなる上,ロングラウンドになればコスト以上の働きがほぼ確実なカードであるため腐ることが少なく汎用性が高かった。後者は主に奴隷化の《ダミエン》を意識したもので,《口輪》や《雷撃》を採用。環境対策カードが有効に機能した結果ランク0を達成することができた。


 







































奴隷化,挟撃,残響が半分を占める

 


 今シーズンのランク6~0帯の勢力別対戦相手はニルフガードが83回対戦で前シーズンに引き続きトップで,頭一つ抜けている。2位以下は拮抗しており,スコイア=テル63回,北方諸国60回,モンスター60回の対戦となった。シンジケート(23回)・スケリッジ(15回)は前シーズンに引き続き低迷しており,6~1ランク帯では使用者の少ない状況が続いている。アビリティ別では「奴隷化」(56回,18.4%)「神秘の残響」(45回,14.8%)「挟撃」(44回,14.5%)の合計が全体の約48%とほぼ半数を占め,前シーズンの合計40%からさらなる拡がりを見せている。5位~8位には「血の匂い」(17回,5.6%)を先頭にして「鉄壁」「自然の力」を除くモンスター勢力のアビリティが同数程度で並び,その他勢力と比較しバランスよく使用されている様子が見てとれる。


 



Google spreadsheet版  詳細なマッチデータと対戦感想も記載してます。


※今号からSeasonal Reportに名称を変更しました。


 


11/27/2019

「市民増殖型イムケかわいいよイムケ」デッキ









 


 


どうもこんにちは。グウェントオフィシャルアンバサダーのREDRUMです。


 


久しぶりに面白いデッキができたので紹介します。巨富を使ったデッキになります。


 


最近はシンジケートといえばワイルドカード(クリーヴァー)のリーダーアビリティが人気ですが,シンジケートの隠れキャラだったディクストラが導入された当時は巨富が圧倒的に人気アビリティでした。


 


今の巨富は「コインチャージ5。犯罪カードを使用する度,1コインを得る」ですが,導入当時の巨富は「コインチャージ5。犯罪カードを使用する度,1チャージを得る」というイカレタ性能でした。(チャージなので次ラウンドに持ち越し可能)


 


そんな中,生まれたアーキタイプの1つで圧倒的強さを誇っていたのが, イゴール“フック”  市民  を生成するデッキです。


 


当時のフックのアビリティにはクールダウンがなく,コインと戦力値さえあれば1ターンに何度も生成を行うことができました。


 


巨富の貯まったチャージを使用して市民をブーストしつつフックでさら市民を増やすという無茶苦茶なデッキでした。


 


今はどちらもナーフされたため市民増殖型のアーキタイプに出会うことはめっきりなくなりましたが,今回紹介するのはそんなかつての栄光をリスペクトしたファンデッキになります。


 


前置きが長くなりましたが,以下説明です。


 


「基本コンセプト」


スーパーかわいい イムケ がかわいいのでその性能を120%活かして 市民  ビンシー・ブラマーホルト  をブーストしまくり,さらには イゴール“フック”  で「昔は1ターンに好きなだけ生成できたのになぁ」と過去の栄光に思いを馳せながら市民や 収税官  を増やそう!


このデッキを使用することの副次的効果としてコインが貯まる際の「チャリンチャリン」という音と共にビンシーがブーストする「ジャバジャバ」って音が気持ちよくてゲームに負けても苦になりません!!


 


「カード紹介」


 イゴール“フック”  ・・・市民と収税官を生成するのがお仕事のキーカード。 アルズールの複十字  の対象。エマージェンシーな時は アザール・ジェイブド  の生成したスカラベをコピーして守りを固める使い方も可能。


 


 フィリパ・エイルハート  ・・・相手のキーカードを強奪するのが目的。主には守護者をターゲットにしたい。巨富のアビリティでコインの調整ができるので相性〇


 


 イムケ  ・・・カワイイ is 正義。フックが手札に来ていて,彼女がデッキでお休みしているときは複十字の対象。ちなみにカード画に描かれている後ろ姿はグドルン・ビョールンスドウッティル。


 


 降伏  ・・・ドワーフや エンドレガの幼虫  がターゲット。


 


 市民  ・・・一番大事なエンジンユニット。守りたいその笑顔。めちゃくちゃ狙われるので,ニルフガード相手のときはせめてもの抵抗でチャージ1使ってブーストして戦力値を5にして 暗殺 を使わせたりしてもいいかも。 フックで生成して複数体ブースト対象がいる状態にして ゲラルト:イャーデン  以外では対処できなくてしておきたい。「分散投資」の基本が身に染みるユニット。


 


 収税官  ・・・大事な収入源。まずフックの対象にしたいユニット。フックのアビリティでコイン5を使用して生成しても,「福利効果」(ではないが)で2コイン稼いでくれるためすぐペイできる。ただし,収税官がいくら稼いでもコインを使用するユニットがいないと意味がないため,「投資は自己責任」が身に染みるユニット。


 


 矢盾  ・・・実は一番大事なおとりユニット。こいつが場に残る限り市民・収税官・イムケ(かわいい)の生存率が段違い。対戦相手に「えっこいつに除去使っていいの?」っ思わせることができ,心理戦に持ち込めるとか持ち込めないとか。


 


「ゲームプラン」


1R  流れはだいたい毎回決まっていて次の順にプレイします。


 


矢盾 → 御用聞きの鍛冶職人 → 収税官 → 市民 


 


この流れで収税官と市民をなるべく生存することができれば,懸賞金ユニットで除去を行いながらラウンドを取りましょう。


 


2R  北方やスコイア相手にはドライパスはあまりしたくありません。


 


3R  アザール→イムケ→ビンシー→市民→フックの順番で出せたらいいなぁ


 


「最後に」


今やシンジケートと言えば, マダム・ルイザ  サヴォラ  は必須!みたいなイメージを持ってたんですが,あえて入れずにアザールの守護者性能を活かしてみよう!という発想からブーストを主体に考えて作ってみたデッキです。


アザールがイムケを守り,そしてフックが市民を生成できれば,かなりパワーが出るデッキだと思うのでよかったら遊んでみてください。


 


「参考動画」


https://www.twitch.tv/videos/513822256


 


同記事をDEKKIでも公開しています。


https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/discussion/wsI90tTbSQ


10/30/2019

Gwent Monthly Report (October,2019)

 



2019年10月のグウェントマンスリーレポートを公開しました。























































































 


 2019年10月の「シーズン・キャット」では214試合を行い112勝97敗5分でランクは9→3となった。シーズン当初は密偵アーキタイプの可能性について探求を進めていたが戦績は安定しなかった。後日,戦績のよかった密偵デッキについては別途記事を投稿しようと思う。シーズン中盤~終盤は《生ける鎧》と《錬金術師》のコンボを活かした「高圧縮生ける鎧パワーシフトデッキ」を主に使用して35勝18敗1分の高戦績を残したことで,最終的にランク3でシーズンを終えることが出来た。


 さて,鉄の裁定拡張パックがリリースされた今シーズンであるが,大きなテーマとして「守護者」への対応について考えさせられたシーズンであったように思う。対応としては大まかに①除去➁浄化③無視という3つの方法がある。①については各勢力の守護者は絶妙の戦力値を設定されているため《コラスの熱波》や《イェネファーの祈祷》などごく一部のカードを使用しないと1ターンでの除去が難しい。②は一番手軽に無効化する方法であり,相手が「守護者」を使用していなくても「出血」や「活力」「懸賞金」等の状態も無効化できるため汎用性が高い。③については対戦相手の妨害を行わずひたすら自陣のエンジンユニットを活かしてポイントを積み重ねていく方法である。現状の「「守護者」対策をしておかないといけない環境」と類似しているのが,以前の「「アーティファクト」対策をする必要があった環境(主に《召喚陣》)」であるが,《守護者》対策に関しては上記のような複数の方法がある。そのため,「アーティファクト」対策でテックカードを積む,といった必要がなく各個人にカード選択の幅があるため「守護者」は新たな要素として受け入れられたものと考えられる。


 



 


 勢力別対戦相手はニルフガードとスコイア=テルがそれぞれ54回対戦し同率トップ。それに続くのが北方諸国(36回)でその他勢力はモンスター(26回)スケリッジ(24回)となっておりシンジケート(20回)が最下位となった。スコイア=テルは前シーズンに引き続いてトップとなった一方,シンジケートは続けての最下位となった。10月16日に公開されたTeam AretuzaのMeta SnapshotではTier1と評価されたのはシンジケートデッキのみであっただけに意外な結果となっている。可能性としては,私のいるランク5付近ではあまりMetaは意識されておらず私のようなファンデッキ使用者が多いことや,シンジケートデッキの複雑さから使用が避けられていることが挙げられる。 


 対戦リーダー別(アビリティ別)では「神秘の残響」(旧フランチェスカ)が2シーズン続けてトップで構築コスト減少の影響を感じさせない勢いを見せた。リーダー別3位の「挟撃」(旧キャランセ女王)は前シーズン3回→23回対戦と大幅に増加。「挟撃」のアビリティは端的にいうと1ターンに2枚カードを展開できるものであるが,「守護者」が追加されたことで「守護者」を絡めて《シャニ》や《ダンディリオン》を安全に展開できるため,使用者が増加したものと考えられる。


 



 


Google spreadsheet版  詳細なマッチデータと対戦感想も記載してます。


10/01/2019

Gwent Monthly Report (September,2019)

 



2019年9月のGwent Monthly Reportを公開しました。






 




 













































































 


 2019年9月の「シーズン・ドリアード」では112試合を行い59勝50敗3分でランクは9→5となった。今シーズンは主にアンナ・ヘンリエッタの「懐柔」を使用。《門》と《アルトリウス・ヴィゴ》+《禁衛旅団》コンボを使用して圧縮することを基調として、同化ギミックをエンジンにする構築を採用。《ダミエン》《スケルン》《シェルマール》《トリス:念術師》等、核となるカードは色々なものを採用しつつデッキを構築した。最近、「懐柔」の使用者が少ないせいか、第3Rの残り手札が少なくなっても切札を残している対戦相手も多く、スコイア=テル勢力以外には33勝13敗の好成績であった。ただし、「懐柔」はスコイア=テルにはかなり相性が悪く、相手の《森の呼び声》や《ノヴィグラドの正義》を「懐柔」で発見した場合、使用することが難しい。また、《イスリン》や《バーナバス》はブースト対象を選択することもできず苦戦を強いられた。


 



 


 対戦勢力別では、1位スコイア=テル(36試合・32.1%)2位ニルフガード(28試合・25.0%)3位北方諸国・スケリッジ(19試合・スケリッジ)と順当な順位となっている。一方で、モンスター勢力は今シーズン・吸血鬼出血ギミックが強化されたが、コイン表示バグで使用者が一時的に減少していたと思われるシンジケートと同数(5試合・4.5%)となっている。月別勢力別推移を見てもモンスター勢力は本記録を取り始めた5月から低迷を続けており、今やランクマッチではほとんど遭遇しない勢力である。HC後は”ビッグモンスター”デッキで一躍中心となっていたが、他勢力に比べ大きな変化に乏しく、使用者の減少が続いていると思われる。現環境なら《アーチスポア》に成長も許されそうである。


 



 


 対戦リーダー別では、メタの中心であるフランチェスカ=フィンダベアがトップで22試合(21.2%)を行い7勝15敗であった。今更言うまでもないが、フランチェスカの「残響」は《森の呼び声》《ノヴィグラドの正義》《ブロキロンの水》という他勢力と比較しても有用なスペシャルカードを再度使用できるという、非常に柔軟で隙の少ないアビリティである。にも拘わらず構築コストは165という破格の待遇でシーズンを席巻し、先日行われたchallenger#5でもほとんどのマッチでban対象のリーダーとなっていたほどである。確かに、ニュートラルの強力なスペシャルカードである《焦土》や《竜の夢》の再使用はできなくなったが、《森の呼び声》の効果変更はそれを補って余りあると言える。既にデバフされたが、前シーズンのフォルテスト王のアビリティ強化(1ブースト→2ブースト)にしても今回のフランチェスカの構築コスト強化(163→165)にしても、これでは運営側の”エアプ”を疑われても仕方がないように感じる。


 



 


Google spreadsheet版 詳細なマッチデータと一言感想も記載してます。


9/23/2019

『鉄の裁定』で密偵の復興はあるか?




 



 




みなさんこんにちは。ニルフガード親善大使(自称)のREDRUMです。


 


今回は、リリース直前に迫った『鉄の裁定』拡張パックにおいて、β時代一世を風靡した密偵アーキタイプの復興の可能性について書いて行こうと思います。


 


続々と新カードが公開されていますが、ニルフガード人の私が気になっているカードがこの3枚のユニットカード。


 


 


 



《フィフォン・ヴァル・ガエルネル》戦力値2 構築コスト9 人間、兵士


アビリティ:守護者・配備《戦闘準備》を生成してプレイする。


 


 



《戦闘準備》構築コスト4 戦術 スペシャルカード


アビリティ:味方ユニットに3ブーストと2アーマーを与える。それが兵士なら代わりに5ブーストと2アーマーを与える。


 


 



《ラモン・ティルコネル》構築コスト10 戦力値4 人間、兵士


アビリティ:配備 自陣手札にあるブロンズ兵士ユニットを生成しプレイした後、2アーマーを与える。


 


 



《アファン・ヒラーグランド》構築コスト9 戦力値5 人間、兵士


アビリティ:デッキトップに移動した時、前列に召喚される。


 


 


 


おわかりいただけただろうか?


 


そう、ヴーヒス及び密偵アーキタイプとシナジーしまくりなのである。


 


例えば… 


《フィフォン・ヴァル・ガエルネル》を場に出し《戦闘準備》で自身をブースト。戦力値7アーマー4の鉄壁の守護者爆誕。


《ラモン・ティルコネル》《禁衛旅団の執行官》を生成。


③ヴーヒスのチャージを使い切り《アファン・ヒラーグランド》をデッキトップに移動。


 


 


強い(確信)



 


はい!ということで理想ムーブは置いといて密偵アーキタイプの復興の実現可能性ですが、《禁衛旅団の執行官》が生存確率が上がりそうなので以前よりは可能性は高まっていると考えています。


ただし、シンジケート勢力の懸賞金コンボのように先に懸賞金をかける=先に密偵を出す、ということができないため(マンゴネル(笑))動きが制限されて窮屈な戦いを強いられる展開は変わらなさそうです。


現状だと《アトレのレインファーン》も出すタイミングが難しいので、相手の陣地に出ている密偵の数だけ2ブーストというアビリティが追加されることを祈ります。


 


 


密偵アーキタイプに関わらず、《フィフォン・ヴァル・ガエルネル》《ラモン・ティルコネル》はエンジンを守って増やせるので単純にどんなデッキにも入ってきそうなユニットですね。その2ユニットは生成を行うので、同化ともシナジーがあります。


 


《アファン・ヒラーグランド》についてはブーヒス以外で使用する場合でも、《アルブリヒ》でデッキトップに移動すれば召喚できます。そして《アルブリヒ》をジャン・カルヴェイト以外でデッキに入れる場合大きなデメリットであった「《アルブリヒ》が3R目に来たら使えないじゃん」問題を解決するカードにもなりそうです。


 


ただ、《アファン・ヒラーグランド》のアビリティは以下のような場合はどういう動きになるのでしょうか。


・ラウンド開始時、偶然デッキトップにいた場合。


《ヴィルジフォルツ》で味方を破壊しデッキトップのカードを召喚した後、デッキトップになってしまった場合。


・上と同じ意味ですが、《勅令》《メノ・クーホルン》で偶然デッキトップのカードを使用して、デッキトップになってしまった場合。


「If moved to the top of your deck」移動した時と記載されているので、恐らく2と3番目の場合は召喚されるのかなと予想します。


 


 


さていかがだったでしょうか?


密偵アーキタイプ面白くなりそうじゃないですか??


私は《鉄の裁定》拡張がリリースされる次のシーズンは1ヵ月密偵アーキタイプを追い求めヴーヒスと心中します。


どんなに負けても挫けず使い続けて配信していこうと思いますのでTwitchチャンネルのほうも登録よろしくお願いします。


 


我が配下は犠牲の意味を理解している!


 


それではまた。


 


8/30/2019

v3.2アップデート所感

 



8月30日(金)に配信されたv3.2アップデートについて思うところを書いていこうと思います。



 



 




 


 



  • リーダースキンとアビリティの分離


 


 


まずこれに触れないわけにはいかないでしょう。


 


近い将来リーダースキン(3Dモデル)とリーダーアビリティが切り離されることが発表されました。


変更する大きな理由としては、「リーダースキン制作が開発側の大きな負担である」とのことです。


 


「奪われし玉座」「紅き血の呪縛」「ノヴィグラド」それぞれの拡張のリリースに際して、かなり激務だったよう。


 


実際、これが原因で「ノヴィグラド」拡張パックリリース時には一部カードのプレミアム版が実装できていなかった。


 


正直、複雑な心境ではありますがグウェントを今後も持続可能な状態で運営していくには必要なことなんだろうなと納得しました。


 


 


 


β時代のグウェントの対戦画面はかなりシンプルでした。


 


しかし、eSportsとして展開していくには”見栄え”を強化する必要があったのだろうと思います。


 


それが、「演出の強化」に伴う「盤面の戦場化」「リーダーの3D化」という判断だったのかもしれません。


 



(画像はRedditから)


 


Home Comingの特徴として鳴り物入りで追加された3Dモデルが原因で、βからこれまでに至るまで不可分だったリーダーとアビリティを分離するという判断は熟慮の末だったのだろうと思います。


 


これまで3つの拡張パックがリリースされていますが、さらに次の拡張の準備も行っていると放送では言っていました。


 


年4回の拡張リリースのペースを今後も維持するためには分離は必要な措置なのだろうと考えた結果、「仕方ないか…」と納得しました。


 


 


 



  • Twitch配信者に朗報!!「Gwent Observer」の配信!


 


 


次はポジティブな話題に触れておきましょう。


 


これまでグウェントの配信を見ていて、「この人のデッキはどうなってるんだろう」と思ったことありませんか??


 


配信者がTwitchの拡張機能であるGwent Observer(Twitch Overlay)をインストールしていれば、配信者側のデッキの中身や墓地,カードの説明が下の画像のようにポップアップされます。


 


海外の配信でも日本語でポップアップするのでとても便利です!これでますますグウェント配信を見るのが楽しくなりますね。


 


もちろんPC版グウェントのみの機能です!!(血涙)


お願いですCDPR様…PS4アカウントをPC版に移行させてください。。


 



 


 



  • カード調整


 


 


私はPS4版でプレイしているのですが、現在、プレイに支障が出るほどの不具合が発生しておりランクマッチをそれ程プレイできていないため、各調整に関するコメントは自重しておきます。


 


パッと配信を見てる印象ではスケリッジが面白いと思いました。


 


「狂戦士」の定義が”ベース戦力値が指定された量以下であると実行されるアビリティ”に変更され、さらに多くのカードに調整が入ったことでかなりブロンズが使いやすく強くなっている印象を受けました。


 


これは以前、開発者放送で提言されていた、”ブロンズカードをハズレにしない”という事と一致しますね。


 


以前の「どれだけ有能なゴールド盛れるか勝負だ!」みたいなミッドレンジ全盛期の環境があまり好きではなく、ブロンズとゴールドをシナジーさせるのが好きなので歓迎です。(密偵についても今一度ご再考を…)


 


 


 


 


 


 


さて最後に、今回のアップデートから話はそれますがCDPRの「H1 2019 financial results」(上半期業績実績)を読みました。


 


IGNさんの記事でもありましたが、CDPRは今後『cyberpunk』と『The Witcher』を自社タイトルの両輪に据えるデュアルフランチャイズ体制を敷いていくそうです。


 


その中で、グウェントは『The Witcher』の車輪を担っていく存在だと思います。


 


IRの中では、「現在、開発側はMobile版リリースに注力している」との記載がありました。アナウンスでは2019年秋リリースでしたからね。


 


Mobile版の開発が佳境に迫っているのは100も承知ですが、開発サイドには今のゲームプレイも大事にして欲しいと思います。


 


正直、先月の環境はしんどかったし、さらに今シーズンはプレイもままならない状況。。よろしくお願いします。


 


 


 


それでは、大いなる太陽に栄光あれ!!


 


 


Gwent Monthly Report (August,2019)

 



2019年8月のGwent Monthly Reportを公開しました。



 



 






 








































































 2019年8月の「シーズン・ドラコニッド」では81試合(誤って8月初旬のデータを削除してしまった)を行い、31勝49敗1分でランク6→5に。勢力別の対戦相手は、ニルフガードが30試合(37.0%)でトップとなった。2位は北方諸国で22試合(27.2%)、3位がシンジケートで13試合(15.9%)となっている。


 リーダー別に対戦相手を見てみると、トップは簒奪者で16試合(19.8%)となっており、フォルテスト王(15試合、18.5%)、エプ・デヒー(7試合、8.6%)と続く。公式発表によると4番目の使用率のリーダーである”最も使用されている”ディクストラは6回の対戦に留まった。勝率は3勝3敗で、《イゴール》と《召喚陣》のケアが出来ていれば、対フォルテスト王ほどの絶望感は感じなかった。


 



 7月末に配信された、v3.1アップデートは”ミニ拡張”とも呼ぶべきボリュームで、これまでの環境下で苦境に立たされていた北方諸国の多くのカードがリワークされ一躍メタの中心となった。リワークされたカードの中でも特に《ロッシュ:冷血漢》が《刺青隊の精鋭兵》とシナジーを発揮するようになったことに加え、フォルテスト王のアビリティと構築コストがバフされたことで「BLUE STRIPES FOLTEST」(TLGで☆5評価)が猛威を振るった。


 環境ではそれに呼応し、リーダーアビリティを使用不能にするニルフガード勢力の簒奪者が増加したものと考えられる。また、ニルフガード勢力では《暗殺》のコストが1減少、更に《馬上試合》のダメージ(ブースト)も1増加(3→4)するなど除去カードがバフされたこともニルフガード勢力増加の要因と言える。


 



 対戦回数トップとなった簒奪者であるが、v3.1から顕著である多数のカードで構築コストが減少したことが追い風となっている。《門》の構築コストが下がったことで、ニルフガード勢力では《ショープ》を採用するハイランダー等特殊な構成にしない限り《門》を採用し《ファイアースコーピオン》と+αの4コストユニット召喚する構成が最もポピュラーである。《門》による2体同時展開に加え高ダメージを備えた配備ユニットが減少したことで、エンジンの生存率は高まっている。ここまでは他勢力でも同様のことが言えるがニルフガード勢力は前述したような優秀な除去カードを有しており、相手のエンジンを除去しやすくそこが大きなアドバンテージとなっている。またニルフガード勢力では《ティボル》や《ヴィルジフォルツ》などの高コストカードの構築コストが減少したことで、以前のようなミッドレンジ構成ではなく、4~5の低コストカードは《門》から召喚する用のカードと《馬上試合》《暗殺》《アルズールの雷撃》等の除去カード、10付近の高コストカードをフィニッシャーに据えるという割り切った構成を作りやすい状況である。


 このような環境で簒奪者の構築コスト160が維持されていることは相対的にバフと捉えることが出来る。簒奪者のアビリティが現状のままとするならば、構築コストを更に減少させる必要があると考える。


 



 


 


Google Spreadsheet版





8/01/2019

Gwent Monthly Report (July,2019)

 



2019年7月のGwent Monthly Reportを公開しました。



 



 



 





































































2019年7月の「シーズン・グリフィン」では201試合を行い,105勝95敗3分でランク9→2に上昇した。勢力別の対戦相手は,6月28日に追加された第6の勢力シンジケートが25.4%(51試合)を占めている。2位はスコイア=テルで18.4%(37試合)。スケリッジと北方諸国がそれに続き15.9%(32試合)で同率となった。対シンジケート戦の勝敗数は24勝27敗で,シンジケートデッキを使用したことでほぼタイとなっている。メインで使用しているニルフガードデッキでは《ガレットのレソ》や《アシーレ》のような戦力値が高い序盤で使いがちなユニットが懸賞金のいい標的となってしまうため,非常に苦しい戦いを強いられた。



対戦相手をリーダー別で見てみると,《物乞いの王》が19戦でトップ。《ヘンセルト王》(14戦)《グドルン》(13戦)と続き、トップ3の内2つがシンジケートリーダーとなっており、ローンチ直後の人気がうかがえる。 シンジケート勢力での対戦数としては3位《ホアソン・ジュニア》(9戦),4位《サイラス》(6戦),5位《クリーヴァー》(4戦)で上位と下位の明暗がわかれる結果となった。《クリーヴァー》のアビリティはデッキからスペシャルカードをサーチ可能な強力なものであるが,デッキ構成に「犯罪」カードを組み込む必要があることに加えアビリティを使用して直接的にコインを取得できないことも,人気が低迷している一因であると考えられる。



7月後半はほぼシンジケート(主に《クリーヴァー》)を使用し,かなり高い勝率を残すことができた(43戦30勝12敗1分)。シンジケート勢力の強さの要因としては,「コイン」という相手が干渉できない場所にリソースを保管しておくことが可能であることと,本来,消費されるはずのコインが懸賞金によって再び戻ってくることが挙げられる。対戦相手として懸賞金を付与されたユニットを守るためには浄化や変身,そして相手の所有コイン以上の戦力値までブーストすることがポピュラーな対抗策であるが,《グラデン》という懸賞金破壊ユニットの存在もあり,対抗することが難しかったものと思われる。また,わずかコスト5のブロンズユニット《ウィッチハンターの処刑人》や《御用聞きの鍛冶職人》に代表される強力なブロンズユニットの存在も他勢力との大きな違いであった。



 


Google spreadsheet版






7/18/2019

Good thinning Cleaver

 



I wrote an article to Gwentup.



 



https://gwentup.com/decks/13213



 



 



7/17/2019

高圧縮クリーヴァー

DEKKIに記事を投稿しました。



 



https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/deck/bjlriHOo6o



7/02/2019

《スクルス》のアビリティについて

DEKKIに《スクルス》のアビリティについて考察しました。



 



https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/discussion/EHWgdujLwe



 



 



7/01/2019

「ノヴィグラド」拡張パック所感

DEKKIに記事を投稿しました。



 



https://dekki.com/ja/games/gwent/posts/discussion/5BcTm8CObo



 



 



6/28/2019

Gwent Monthly Report (June,2019)

2019年6月のGwent Monthly Reportを公開しました。



 



 



 






































































 2019年6月の「シーズン・マジック」では130試合を行い,58勝69敗3分で勝率は44.62%,ランク6→5に留まった。今シーズンは終始,ニルフガードの【モルヴラン・ヴーヒス】を使用。密偵特化型,密偵バランス型,密偵エンジン型,兵士Swarm型,ミッドレンジ型等様々なアーキタイプを試したが,どれも厳しい戦いを強いられた。特に密偵型はキーカードでありエンジンの《禁衛旅団の執行官》を場に残すことが難しく,《アルトリウス・ヴィゴ》や《屍術》を使用しプレイ回数を増加,おとりとなるエンジンカードの使用などを試行したが,除去カードの豊富な現環境とはマッチしていない。
 



密偵型の中でも最も勝率が高かったのが,《ヨアキム・ド・ヴェット》《ハンマーヴィンの蒼夢》《ヘン・ゲイズの剣》を使用した密偵蒼夢エンジン型で《ヨアキム》に《執行官》や《アルバ師団の長槍兵》で2ダメージを与えた後,《ヘンゲイズ》を使用してデッキからカードをドローするタイプである。《蒼夢》と合わせて合計3回《ヨアキム》を使用することを狙ったデッキであるが,稀に《執行官》やエンジンカードの《アトレのレインファーン》どちらかが場に残ることができれば高いテンポを出すことができた。



 対戦相手の勢力別では,スケリッジ勢力との対戦が最も多く約3割(38試合・29.2%)で,前シーズンの17.4%から10%以上増加している。スケリッジのリーダー別では【スヴァルブロド】が12回でトップ。次に来るのが【不具のハラルド】で10回対戦となった。両リーダーとも6月14日に発表されたTeam AretuzaのMeta SnapShot#8のTier1評価受けており,順当に最多対戦数となっている。リーダー別ではニルフガード勢力の【ジャン・カルヴェイト】とスコイア=テル勢力の【イースネ】が【スヴァルブロド】同様に12回対戦。【イースネ】が全て追撃型であるのに対して【ジャン・カルヴェイト】はミッドレンジ型,ショープ型,同化型など様々なアーキタイプに遭遇した。同化型はTwitch有名配信者であるTrynet123氏の影響を多分に受けているものと考えられる。



 


Google spreadsheet版


 


6/26/2019