2019年10月のグウェントマンスリーレポートを公開しました。
2019年10月の「シーズン・キャット」では214試合を行い112勝97敗5分でランクは9→3となった。シーズン当初は密偵アーキタイプの可能性について探求を進めていたが戦績は安定しなかった。後日,戦績のよかった密偵デッキについては別途記事を投稿しようと思う。シーズン中盤~終盤は《生ける鎧》と《錬金術師》のコンボを活かした「高圧縮生ける鎧パワーシフトデッキ」を主に使用して35勝18敗1分の高戦績を残したことで,最終的にランク3でシーズンを終えることが出来た。 さて,鉄の裁定拡張パックがリリースされた今シーズンであるが,大きなテーマとして「守護者」への対応について考えさせられたシーズンであったように思う。対応としては大まかに①除去➁浄化③無視という3つの方法がある。①については各勢力の守護者は絶妙の戦力値を設定されているため《コラスの熱波》や《イェネファーの祈祷》などごく一部のカードを使用しないと1ターンでの除去が難しい。②は一番手軽に無効化する方法であり,相手が「守護者」を使用していなくても「出血」や「活力」「懸賞金」等の状態も無効化できるため汎用性が高い。③については対戦相手の妨害を行わずひたすら自陣のエンジンユニットを活かしてポイントを積み重ねていく方法である。現状の「「守護者」対策をしておかないといけない環境」と類似しているのが,以前の「「アーティファクト」対策をする必要があった環境(主に《召喚陣》)」であるが,《守護者》対策に関しては上記のような複数の方法がある。そのため,「アーティファクト」対策でテックカードを積む,といった必要がなく各個人にカード選択の幅があるため「守護者」は新たな要素として受け入れられたものと考えられる。
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勢力別対戦相手はニルフガードとスコイア=テルがそれぞれ54回対戦し同率トップ。それに続くのが北方諸国(36回)でその他勢力はモンスター(26回)スケリッジ(24回)となっておりシンジケート(20回)が最下位となった。スコイア=テルは前シーズンに引き続いてトップとなった一方,シンジケートは続けての最下位となった。10月16日に公開されたTeam AretuzaのMeta SnapshotではTier1と評価されたのはシンジケートデッキのみであっただけに意外な結果となっている。可能性としては,私のいるランク5付近ではあまりMetaは意識されておらず私のようなファンデッキ使用者が多いことや,シンジケートデッキの複雑さから使用が避けられていることが挙げられる。 対戦リーダー別(アビリティ別)では「神秘の残響」(旧フランチェスカ)が2シーズン続けてトップで構築コスト減少の影響を感じさせない勢いを見せた。リーダー別3位の「挟撃」(旧キャランセ女王)は前シーズン3回→23回対戦と大幅に増加。「挟撃」のアビリティは端的にいうと1ターンに2枚カードを展開できるものであるが,「守護者」が追加されたことで「守護者」を絡めて《シャニ》や《ダンディリオン》を安全に展開できるため,使用者が増加したものと考えられる。
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Google spreadsheet版 詳細なマッチデータと対戦感想も記載してます。
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