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12/29/2019

《共謀》の有用性について

 



《共謀》の有用性について調べてみました。



 





 




 


いい加減シーズンモードでダミエンを増やすことに疲れたので(なぜコピーに破滅を追加しなかった…),シンジケートのコスト12のスペシャルカード《共謀》の研究をしていました。


 


カード説明


《共謀》


コスト12,カテゴリ:犯罪


効果


自陣にギャングカテゴリを持つユニットがある場合:


盲目結社ー他の全ての効果を1増やす。


割れ銭組ー最低戦力値を持つ自軍ユニット1体に4ブースト。


道化同名ー最高戦力値を持つ敵軍ユニット1体に4ダメージ。


炎誓いー無作為に選んだ自陣列に《炎誓いの狂信者》2体を生成する。


引き潮団ーコイン4枚を得る。


 


 


さて,一見すると「どうゆうカード??」な感じなんですが,効果は単純明快。


《共謀》をプレイした時に,自陣に記載のギャングカテゴリユニットをコントロールしていた場合,それぞれの効果が発動するというもの。


盲目結社だけは特別でその他の効果を1増やすため、例えば盲目結社ユニットと割れ銭組と炎誓いカテゴリユニットが自陣にいる場合、それぞれの効果を1増やし、自陣に5ブーストと《炎誓いの狂信者》を3体生成します。


 


激重なコストですが使いこなせればめちゃ強いのかな?と思って試行錯誤してみました。


   


図1

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓6
引潮5
合計21

 


 


上図のように条件を全て満たす場合,最大21点分の動きができるカードです。



これでも十分強力ですが引潮団のコイン追加の価値を単純に2倍換算する裏技があります。


 


そう《ビンシー・ブラマーホルト》です。


 



 


引潮団カテゴリの《ビンシー》はコイン獲得量分のブーストを得ることのできるユニットなので,《ビンシー》をコントロールしている状態で《共謀》をプレイすればコイン追加をブースト分としても換算できるため2倍分の働きとなります。


 


図2

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓6
引潮5+5
合計26

 


 


つまり《共謀》は場が整っていれば,《ビンシー》のブースト分込みの最大で26点分の動きができるカードというわけです。コスト比でいうと約2.2倍の費用対効果があることになりますね。


 


問題は場を整える難易度です。最大26点分を出すには全てのギャングカテゴリを場にそろえる必要があります。


 


また有用なユニットの多いサラマンドラやウィッチハンターカテゴリのカードは《共謀》の対象になっていないことも構築段階での悩みの種になります。


 


何度か試してみて全てのギャングカテゴリのカードを揃えるのは高難易度ですが,盲目・割銭・道化・引潮の4つのカテゴリならなんとか……という感じです。


 


盲目では《マダム・ルイザ》や《アダルベルタス・カルクスタイン》・《浮浪児》など有用なユニットが多いため選択肢は多いです。


次に,割銭では《御用聞きの鍛冶職人》がメインのチョイスとなるでしょう。


そして道化ですが『オフィルの商人』拡張で追加された,《血濡れの友情》は割銭と道化2つのギャングカテゴリを持っているため1体で2つの条件を満たすことができるため有用です。アビリティも無駄なくコインを使用するために便利です。


最後に引潮カテゴリの《ビンシー》をプレイすれば図3のように20点分(ビンシーブースト分含む)のプレイとなります。


 


図3

































ギャング点数
盲目0
割銭5
道化5
炎誓0
引潮5+5
合計20

 


 


 


 


 


さて,ここで議論になるのが,いわゆる”悪口グラデン”とどっちが有用なの?ということでしょうか。


”悪口グラデン”とは何かというとリーダーアビリティ「ワイルドカード」で悪口をプレイして懸賞金を付与し,グラデンを貢物付きでプレイ。


懸賞金を浄化する隙を与えず,除去とブーストとコイン取得を1ターンで行うという強力コンボです。「ワイルドカード」のアビリティ効果で《悪口》を使用すると5コイン入手できるため,所持コインが0でも貢物は確実に行使できます。


 



 


3R目で悪口グラデンで大型ユニットを除去し、得たコインを《御用聞きの鍛冶職人》などでブーストを振りまいて勝利!というのが「ワイルドカード」の一般的な戦略です。


 


このコンボは《グラデン》が手札にあり《悪口》がデッキにいれば基本的にはOK。


《悪口》が手札にきてしまい、《グラデン》がデッキに眠ってしまっている場合でも、リーダーアビリティで《ヴィヴァルディ銀行》を使用し《グラデン》をサーチして成立させることは可能です。(この場合、貢物が確実に使用できるかはわかりませんが)


 



 


このように”悪口グラデン”は圧倒的な手軽さで成立するコンボです。《共謀》のために場を整えることに比べ圧倒的に難易度は低いと言えるでしょう。


 


結論として、やはり《共謀》のコストと成立難易度を考えると現環境ではロマンカードの域を出ないのかなと思っています。(めっちゃ強いデッキあるぜ!って方いたらTwitterやコメント等で教えてください)


 


 


めちゃくちゃ試行錯誤して一応デッキ考えました。


 


「共謀使うことを諦めきれない」デッキ




 


”悪口グラデン”のコンボも採用している欲張りバリューセットですが、なんと《マダム・ルイザ》と《サヴォラ》の強力ツートップを外しています。


 


その代わり、自陣になんとしてでもユニットを残そう!という強い決意から《預言者レビオダ》《スクルス》《アザール・シェイブド》の鉄壁のスリーバックを採用。


《アザール》→スカラベの右端に《スクルス》という布陣が完成すればカテナチオが完成します。


そこから各カテゴリのユニットを並べ《共謀》をシュートすればGoalです。


 


まぁ現実的に、移動や無作為ダメージ(特に《一斉射》デッキを相手にすると塵も残りません)で落とされる可能性は高く戦績も安定しませんでした。


 


《共謀》は今後、別の二重ギャングカテゴリユニットが追加されたりすると面白くなりそうな予感はします。


 


 


12/10/2019

CS版グウェントのアップデート終了について思うこと


 


 


CS版グウェントのアップデート終了について思うことを書きました。


 




 


 





 


 


2019年12月9日をもってCS版グウェントのアップデートが終了することが発表された。


 


 


”12月5日”にである。


 


 


アップデートは終了するが2020年6月までカジュアルマッチはプレイでき、進行状況をGOGアカウントへコピーすることが可能であるとはいえ、性急過ぎはしないだろうか。


 


また、PC及びiOSを所持していないCS版プレイヤーの受け皿となり得るandoroid版のリリースもされていない状況もそうした印象に拍車をかけている。


 


私自身PS4プレイヤーであるが、PCでプレイできる環境があり、以前からクロスプラットフォーム若しくはGOGへのアカウント移行を熱望していたので実害はほとんどないが、それでも今回の発表のタイミングには違和感を感じずにはいられなかった。


 


「プラットフォーマーとの契約」等を考慮して、このタイミングしかなかったのかなと頭の冷静な部分では理解できるけど、それでももっとソフトランディングできる方法はあったように思う。


 


例えば前回の拡張『鉄の裁定』がリリースされた10月に、「年内でCS版のアップデートを終了しますが2020年6月までは同プラットフォーム間では対戦が可能です。また、随時GOGアカウントへの移行が可能です。」とアナウンスしておけば、年末までは時間の猶予があるため、iOSなりPCなりを入手することも考慮しつつプレイを続けれる人もいたのかなと思う。


 


andoroid版のリリースが2020年3月末までと予告されている中で突然アップデート終了を宣告され、残り3か月のためにPCなりiOSを購入するのはみんなができることではないでしょう。


 


とにかく急すぎるのだ。


 


ただ自分で言っててなんだけど、『鉄の裁定』リリース時には「プラットフォーマーとクロスプラットフォームについて協議してる」というアナウンスがあったから、それが不調に終わったというのも今回の原因のひとつなのかもしれない。(あくまで想像です)


 


 


 


そうした中、昨日12月9日に突如として新拡張「オフィルの商人」がリリース。オフィシャルパートナーにも当然、事前通知のないガチのゲリラリリースとなった。(自分が勘違いしていたことなのだけど、新拡張がリリースされた状態でアップデートが終了するのかなと思っていたけど、どうやら「シーズン・マハカム」のバージョンで凍結されるらしい)


 


まだシーズンが終わっておらずプロラダーの順位が確定していない状況での拡張リリース。


自分はプロラダー戦っているわけではないけど、本気でやっている人もいる中で、プロラダー軽視と捉えられてもおかしくないと思う。


 


 


 


ここからは感情の話になるんだけど、新拡張と聞いてやっぱりワクワクしたし、自分ではプレイできないまでも色んな方の配信にお邪魔して拡張のリリースを楽しめたのはよかった。


でもなんだろう、、PS4プレイヤーとして今回の拡張リリースの印象を例えるなら、自分の親友から自分抜きで友達と遊びに行って盛り上がった話を聞いているような、どこかないがしろにされているように感じた。



これまでCDPRはCS版に対して多分できる限りの対応はしてくれていたんだろうけど、色んな障害があってPCとCS版とでは同等のサービスを享受できていなかったように思う。


そして、最後の急すぎるサービス終了通告。


 


もっとキレイに終わらせることができたと思うなぁ。


 


Gwent Seasonal Report (Mahakam,Nov,2019)


 


2019年10月末から始まった「シーズン・マハカム」のグウェントシーズナルレポートを公開しました。


 




 





























































メタカードがハマり,ランク0達成

 


 一カ月以上の長丁場となった2019年の「シーズン・マハカム」では304試合を行い150勝147敗7分でランクは6→0(プロランク)に到達した。月初に行わていたショープイベントの為に作成した「奴隷化」ショープデッキがハマりランク5→3に達した後は,主にシンジケートで「巨富」デッキをプレイ。ブログ等にも掲載した形を完成形として使用し,型にハマった時のパワーで押し切る展開を多くみせランクを上げることができた。ランク1→0の終盤は《オリアンナ》と《生ける鎧》,《口輪》を採用した「血の匂い」デッキを使用してランク0を達成することができた。これまでのシーズン同様に「ランクを上げたい」と意気込んで臨んだわけではなかったが従来シーズンと比較して対戦相手の構成が固定化されているように感じたため,メタカードを積極的に採用。採用したカードとしては《降伏》及び戦力値5ユニットへの対策となるカードが挙げられる。前者は主にドワーフ対策であるが,シンジケートの守護者《アザール・シェイブド》やごく稀に遭遇する《キキモア・クイーン》対策にもなる上,ロングラウンドになればコスト以上の働きがほぼ確実なカードであるため腐ることが少なく汎用性が高かった。後者は主に奴隷化の《ダミエン》を意識したもので,《口輪》や《雷撃》を採用。環境対策カードが有効に機能した結果ランク0を達成することができた。


 







































奴隷化,挟撃,残響が半分を占める

 


 今シーズンのランク6~0帯の勢力別対戦相手はニルフガードが83回対戦で前シーズンに引き続きトップで,頭一つ抜けている。2位以下は拮抗しており,スコイア=テル63回,北方諸国60回,モンスター60回の対戦となった。シンジケート(23回)・スケリッジ(15回)は前シーズンに引き続き低迷しており,6~1ランク帯では使用者の少ない状況が続いている。アビリティ別では「奴隷化」(56回,18.4%)「神秘の残響」(45回,14.8%)「挟撃」(44回,14.5%)の合計が全体の約48%とほぼ半数を占め,前シーズンの合計40%からさらなる拡がりを見せている。5位~8位には「血の匂い」(17回,5.6%)を先頭にして「鉄壁」「自然の力」を除くモンスター勢力のアビリティが同数程度で並び,その他勢力と比較しバランスよく使用されている様子が見てとれる。


 



Google spreadsheet版  詳細なマッチデータと対戦感想も記載してます。


※今号からSeasonal Reportに名称を変更しました。