《共謀》の有用性について調べてみました。

いい加減シーズンモードでダミエンを増やすことに疲れたので(なぜコピーに破滅を追加しなかった…),シンジケートのコスト12のスペシャルカード《共謀》の研究をしていました。
カード説明
《共謀》
コスト12,カテゴリ:犯罪
効果
自陣にギャングカテゴリを持つユニットがある場合:
盲目結社ー他の全ての効果を1増やす。
割れ銭組ー最低戦力値を持つ自軍ユニット1体に4ブースト。
道化同名ー最高戦力値を持つ敵軍ユニット1体に4ダメージ。
炎誓いー無作為に選んだ自陣列に《炎誓いの狂信者》2体を生成する。
引き潮団ーコイン4枚を得る。
さて,一見すると「どうゆうカード??」な感じなんですが,効果は単純明快。
《共謀》をプレイした時に,自陣に記載のギャングカテゴリユニットをコントロールしていた場合,それぞれの効果が発動するというもの。
盲目結社だけは特別でその他の効果を1増やすため、例えば盲目結社ユニットと割れ銭組と炎誓いカテゴリユニットが自陣にいる場合、それぞれの効果を1増やし、自陣に5ブーストと《炎誓いの狂信者》を3体生成します。
激重なコストですが使いこなせればめちゃ強いのかな?と思って試行錯誤してみました。
図1
ギャング |
点数 |
盲目 |
0 |
割銭 |
5 |
道化 |
5 |
炎誓 |
6 |
引潮 |
5 |
合計 |
21 |
上図のように条件を全て満たす場合,最大21点分の動きができるカードです。
これでも十分強力ですが引潮団のコイン追加の価値を単純に2倍換算する裏技があります。
そう《ビンシー・ブラマーホルト》です。

引潮団カテゴリの《ビンシー》はコイン獲得量分のブーストを得ることのできるユニットなので,《ビンシー》をコントロールしている状態で《共謀》をプレイすればコイン追加をブースト分としても換算できるため2倍分の働きとなります。
図2
ギャング |
点数 |
盲目 |
0 |
割銭 |
5 |
道化 |
5 |
炎誓 |
6 |
引潮 |
5+5 |
合計 |
26 |
つまり《共謀》は場が整っていれば,《ビンシー》のブースト分込みの最大で26点分の動きができるカードというわけです。コスト比でいうと約2.2倍の費用対効果があることになりますね。
問題は場を整える難易度です。最大26点分を出すには全てのギャングカテゴリを場にそろえる必要があります。
また有用なユニットの多いサラマンドラやウィッチハンターカテゴリのカードは《共謀》の対象になっていないことも構築段階での悩みの種になります。
何度か試してみて全てのギャングカテゴリのカードを揃えるのは高難易度ですが,盲目・割銭・道化・引潮の4つのカテゴリならなんとか……という感じです。
盲目では《マダム・ルイザ》や《アダルベルタス・カルクスタイン》・《浮浪児》など有用なユニットが多いため選択肢は多いです。
次に,割銭では《御用聞きの鍛冶職人》がメインのチョイスとなるでしょう。
そして道化ですが『オフィルの商人』拡張で追加された,《血濡れの友情》は割銭と道化2つのギャングカテゴリを持っているため1体で2つの条件を満たすことができるため有用です。アビリティも無駄なくコインを使用するために便利です。
最後に引潮カテゴリの《ビンシー》をプレイすれば図3のように20点分(ビンシーブースト分含む)のプレイとなります。
図3
ギャング |
点数 |
盲目 |
0 |
割銭 |
5 |
道化 |
5 |
炎誓 |
0 |
引潮 |
5+5 |
合計 |
20 |
さて,ここで議論になるのが,いわゆる”悪口グラデン”とどっちが有用なの?ということでしょうか。
”悪口グラデン”とは何かというとリーダーアビリティ「ワイルドカード」で悪口をプレイして懸賞金を付与し,グラデンを貢物付きでプレイ。
懸賞金を浄化する隙を与えず,除去とブーストとコイン取得を1ターンで行うという強力コンボです。「ワイルドカード」のアビリティ効果で《悪口》を使用すると5コイン入手できるため,所持コインが0でも貢物は確実に行使できます。

3R目で悪口グラデンで大型ユニットを除去し、得たコインを《御用聞きの鍛冶職人》などでブーストを振りまいて勝利!というのが「ワイルドカード」の一般的な戦略です。
このコンボは《グラデン》が手札にあり《悪口》がデッキにいれば基本的にはOK。
《悪口》が手札にきてしまい、《グラデン》がデッキに眠ってしまっている場合でも、リーダーアビリティで《ヴィヴァルディ銀行》を使用し《グラデン》をサーチして成立させることは可能です。(この場合、貢物が確実に使用できるかはわかりませんが)

このように”悪口グラデン”は圧倒的な手軽さで成立するコンボです。《共謀》のために場を整えることに比べ圧倒的に難易度は低いと言えるでしょう。
結論として、やはり《共謀》のコストと成立難易度を考えると現環境ではロマンカードの域を出ないのかなと思っています。(めっちゃ強いデッキあるぜ!って方いたらTwitterやコメント等で教えてください)
めちゃくちゃ試行錯誤して一応デッキ考えました。
「共謀使うことを諦めきれない」デッキ


”悪口グラデン”のコンボも採用している欲張りバリューセットですが、なんと《マダム・ルイザ》と《サヴォラ》の強力ツートップを外しています。
その代わり、自陣になんとしてでもユニットを残そう!という強い決意から《預言者レビオダ》《スクルス》《アザール・シェイブド》の鉄壁のスリーバックを採用。
《アザール》→スカラベの右端に《スクルス》という布陣が完成すればカテナチオが完成します。
そこから各カテゴリのユニットを並べ《共謀》をシュートすればGoalです。
まぁ現実的に、移動や無作為ダメージ(特に《一斉射》デッキを相手にすると塵も残りません)で落とされる可能性は高く戦績も安定しませんでした。
《共謀》は今後、別の二重ギャングカテゴリユニットが追加されたりすると面白くなりそうな予感はします。